【写真:Getty Images】
レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英の来季のレンタル先として“ポールポジション”に浮上したとも報じられたセビージャ。マドリーとの間では、将来的な完全移籍も視野に入れた交渉を行っているとも伝えられている。
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久保は今季マドリーからマジョルカにレンタルされ、年間を通してのパフォーマンスで高い評価を受けた。だが外国人枠の事情などにより来季のマドリーでプレーすることは難しく、再び他クラブにレンタルされる可能性が高いとみられている。
スペイン国内のレアル・ソシエダやベティスのほか、イタリアの名門ミラン、完全移籍での獲得を希望していると言われるパリ・サンジェルマンなど、欧州の数多くのクラブから久保への関心が噂されてきた。だが新たに、セビージャが最も有力なレンタル先候補に浮上してきたとも報じられている。
今季リーガを4位で終えたセビージャは来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、久保を欧州で戦うクラブへレンタルしたいというマドリーの希望にも一致する。スペイン『オンダ・セロ』の報道を『マルカ』紙などが引用して伝えたところによれば、敏腕SD(スポーツディレクター)として知られるモンチ氏が久保の獲得を希望し、すでにレンタル料や期間についてマドリーとの交渉を行っているという。
セビージャは久保を1年間ではなくそれ以上の期間レンタルすることを望み、さらに完全移籍に向けた買い取りオプションを設定することも希望していると伝えられている。一方で、マドリーによる「買い戻し」オプションの設定も交渉されているようだ。セビージャへの完全移籍後の活躍で価値が上昇したと判断された場合、事前に取り決められた一定額を支払うことでマドリーが再び久保を獲得できるという形の合意が想定される。
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