【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサは3位でレギュラーシーズンを終え、1部昇格に向けたプレーオフを戦うことが決まった。地元メディア『スポルト・アラゴン』は、MF香川真司が昇格に向けたキープレーヤーになる可能性もあるとして期待を示している。
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FW岡崎慎司の所属するウエスカなどと自動昇格を争っていたサラゴサだが、終盤戦の第36節から1分け5敗という低調な戦いにより5位にまで後退。だが20日に行われた最終節のポンフェラディーナ戦では7試合ぶりの白星を挙げ、3位に再浮上してプレーオフへ進んだ。
この試合では香川も好プレーを見せ、スペインメディアから高い評価を受けた。『スポルト・アラゴン』では21日付記事で「チームが“シンジ”の周りに」と述べ、香川が中心的な存在となっていたことを振り返っている。
香川の存在は「良くも悪くも目につく。プレーは彼の周りで回っている」と同メディアは記述。ピッチ上で常にプレーの中心となるタイプの選手として、現レアル・マドリードのMFイスコと似た部分もあると表現している。
今季は低調なパフォーマンスで批判を受けることも多かった香川だが、ポンフェラディーナ戦では「サラゴサはこれまで以上に香川のチームだった」として、「プレーオフ初戦に向けてこの日本人選手がひとつのソリューションになるかもしれない」と期待を示した。
サラゴサはプレーオフ準決勝で6位のチームと対戦することになるが、6位浮上の可能性を残すフエンラブラダがデポルティボと対戦するはずだった最終節が延期された影響で順位は未確定。3部降格の決まったデポルティボが最終節全体のやり直しを要求するなど混乱した状況となっている。
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