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マンC、リーガ会長に法的措置も? UEFA大会出場禁止処分撤回巡る発言で

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・シティ
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティは、欧州サッカー連盟(UEFA)から受けていたUEFA主催大会出場禁止処分の撤回に関する発言をめぐり、ラ・リーガのハビエル・テバス会長を名誉毀損で訴えることも検討しているという。英紙『ミラー』が18日付で伝えた。

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 シティは過去にUEFAのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に対する重大な違反を犯したとして、UEFAから2年間の大会出場禁止処分を下されていた。だがスポーツ仲裁裁判所(CAS)はシティからの異議申し立てを受け、今月13日に処分を無効とする裁定を下した。当初の金額から3分の1に減額された罰金処分のみがシティに対する罰則となる。

 この決定に対しては他クラブやメディアなどから批判的な意見も相次いだ。特にテバス会長は、「CASは基準に達していない」「サッカー界の決定を上訴するのに適切な機関であるか再評価する必要がある」と、裁定の正当性に疑問を呈していた。

 これに対しシティは、テバス会長を相手取って法的措置を取ることも視野に入れ、弁護士との協議を行っているという。「テバス氏の意見は事実無根だ。UEFAから我々への処分が間違っていたという決定は独立の機関により下されたものだ」とクラブ関係者によるコメントが伝えられている。

 CASの裁定に対しては、リバプールのユルゲン・クロップ監督やトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督らも否定的な見解を述べていた。だが裁定によりシティは、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が確定した状況となっている。

【了】

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