【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は数ヶ月ぶりにホームスタジアムに観客を入れての“有観客試合”を戦ったが、一部サポーターがウイルス感染防止のためのガイドラインに従わなかったとして問題視されている。仏紙『レキップ』などが伝えた。
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シーズン再開に向けて始動したPSGは、12日に行われた親善試合でフランス2部のル・アーブルに9-0の勝利。ル・アーブルのホームで行われたこの一戦は、フランス国内では新型コロナウイルスの感染拡大以来久々に観客を入れて行われた試合となった。
続いて17日には、PSGは本拠地パルク・デ・プランスでベルギーのワースラント=ベフェレンと対戦。MF小林祐希も出場したベフェレンに対し、ネイマールやキリアン・ムバッペ、マウロ・イカルディなどの得点で7-0の快勝を飾った。
この試合にも最大5000人の人数制限を設けた上で観客の入場が認められ、約4500人が観戦した。だが観客席では感染予防のためのガイドラインに反し、マスクを着用していないサポーターや、社会的距離を取らずに集まって応援を行うグループなどがみられた。
これらの様子に対してはメディアやSNSユーザーなどから批判が殺到。サッカー以外を含めた今後のプロスポーツの入場制限緩和に悪影響がもたらされる恐れもあるとして、フランスのラグビー連盟会長からも政府に抗議文が送付されたと伝えられている。
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