【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第34節のミラン対ボローニャ戦が現地時間18日に行われ、ホームのミランが5-1の勝利を収めた。結果は大敗に終わったが、ボローニャの日本代表DF冨安健洋が決めた1得点はスーパーゴールとしてイタリアなどのメディアに絶賛されている。
【今シーズンの冨安健洋はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
冨安は0-2のビハインドで迎えた44分、右サイドの相手ペナルティーエリア手前から中央に切り込んで左足での強烈なミドルをゴール左隅に突き刺した。反撃への望みを繋ぐ1点となったが、後半に3点を奪われたボローニャは大敗する結果となった。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は冨安の得点について「美しいが無意味になった」と述べ、ハイライト動画のタイトルに「トミヤスの傑作!」とも記した。『トゥットスポルト』紙でも、「ミランのショー、だがトミヤスはとんでもないゴール!」と試合について伝えている。
『ESPNデポルテス』、ペルー『RPP』などスペイン語メディアも「ゴラッソ」と冨安のゴールについて報道。イタリア『カルチョウェブ』ではゴール動画を紹介しつつ、「ボローニャは素晴らしい補強をした。まだ非常に若い日本人選手には大きな成長の余地がある。今季は強く記憶に残るシーズンになった」とこれまでの戦いぶりも含めて冨安を称えている。
冨安にとってはセリエA初ゴールであり、ミランからゴールを奪った日本人選手は1999年の中田英寿氏以来2人目となった。イタリア『イル・ポスティチポ』では過去にセリエAでプレーした日本人選手を振り返りつつ、現在の日本は90年代頃とは異なって「もはやサッカー界のひとつの現実」であり、有力選手を数多く輩出する国のひとつになったと評している。
【了】