【写真:Getty Images】
ブレーメンの日本代表FW大迫勇也の2019/20シーズンは、好不調の波の激しい1年間だったと評されている。クラブ専門メディア『ダイヒシュトゥーベ』が18日付でブレーメン各選手の年間評価を記した。
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大迫は今季ブレーメンでブンデスリーガ28試合に出場し、欧州では自己ベストとなる8得点を記録。だがそのゴールのほとんどがシーズン序盤と終盤に集中し、それ以外の時期にはメディアから酷評を受ける試合も多かった。
プレーオフの末に辛うじて1部残留を果たした今季を総括する記事の中で、大迫を含めたFW陣は全体的に物足りなかったと評されている。「あまりにも結果を出せない時期が長すぎた」と攻撃陣の戦いぶりを振り返った。
特に大迫については、「ブレーメンで最も極端な男。大迫勇也ほどアップダウンが激しい選手はいなかった」と記述。ドイツ式の採点で最高となる「1」、最低となる「6」をつけられた試合の両方があったことに言及している。
「ピッチ上で消えてしまうことが多すぎる」と述べ、第13節から第30節まで得点もアシストもなかった期間は長すぎたとしている。だが一方で「ラストスパートではブレーメンの最高の選手の一人だったのも事実。中断後に開花し、8得点中4得点をラスト4試合で決めた」と1部残留に繋がる終盤戦の奮闘を称えた。
シーズンを通しての大迫の平均採点は「3.58」。FW陣では負傷離脱の長かったニクラス・フュルクルクに次ぐ2位、ブレーメン全体では21人中6番目の数字となっている。
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