7位:マンCで開花した才能
FW:ラヒーム・スターリング(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1994年12月8日(25歳)
市場価格:1億4000万ユーロ(約168億円)
今季リーグ戦成績:30試合出場/17得点3アシスト
7位に入ったのは、イングランド代表とマンチェスター・シティで欠かせない存在となっているラヒーム・スターリング。17歳の時にトップチームデビューを飾ったリバプールでは、ルイス・スアレスらとともに強力な攻撃陣の一角を担い、13/14シーズンはリーグ優勝まであとわずかのところまで迫っている。
15年にマンチェスター・シティに移籍すると、その1年後にやってきたペップ・グアルディオラ監督の下で才能が花開く。プレミアリーグ連覇の立役者となり、17ゴール12アシストをマークした昨季はイングランド・サッカー記者協会(FWA)が選出する年間最優秀選手賞を受賞している。
10代の頃から驚異的なスピードと独特なリズムのドリブルは特徴的だったが、シティでポジショニングやフィニッシュが改善したことでゴール数が大幅に増加した。ドリブル時の姿勢が良く、視野を確保できることがアシストの多さにつながっている。ブレンダン・ロジャースに抜擢されたドリブラーは、グアルディオラの薫陶を受け、今や世界を代表するアタッカーへと進化を遂げている。
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