【写真:Getty Images】
中国の上海上港との契約を延長しないことを表明したブラジル代表FWフッキは、母国ブラジルに17年ぶりに帰還することになるかもしれない。パルメイラスが獲得に向けて動きつつあると報じられている。
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フッキは今年12月で満了する上海上港との契約を延長しない意志をすでにクラブに伝えたとブラジルメディアにコメント。今後に向けては、チャンピオンズリーグで戦う欧州クラブや、中国、ブラジルなどからオファーがあるとも明かしている。だが、「もうここではやりたくない」と中国他クラブへの移籍の可能性は否定した。
ブラジル『グローボエスポルチ』によれば、パルメイラスが特にフッキに関心を示しており、以前からすでに獲得に向けた打診を行っていたという。カタールのアル・ドゥハイルへの移籍が濃厚となっている元ブラジル代表FWドゥドゥの穴を埋めることが想定されている。
フッキ自身も以前からパルメイラスのファンであることを明かしており、今年2月にも同クラブの試合を訪問。またサンパウロに住む息子たちをパルメイラスの下部組織に入団させる相談も行っていたとのことだ。フッキを少年時代に指導してサイドバックからFWへとコンバートさせた恩師が現在パルメイラスにいることも獲得に向けた強みになる可能性があると予想されている。
フッキは2004年にブラジルのヴィトーリアでデビューしたあと、2005年には18歳で来日して川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディでプレー。その後欧州へ渡り、ポルトやゼニトでの活躍でワールドクラスの選手へと飛躍した。来年ブラジルに戻るとすれば、デビュー直後以来17年ぶりに母国でプレーすることになる。
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