【写真:Getty Images】
バルセロナのBチームや下部組織のディレクターを務めるシャビエル・ビラジョアナ氏は、サンパウロから獲得が決まったFWグスタヴォ・マイアと、昨年夏にレアル・マドリードへの移籍を選んだ久保建英の獲得費用を比較している。『カタルーニャ・ラジオ』で述べたコメントをスペイン複数メディアが伝えた。
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バルセロナは、サンパウロ下部組織でプレーしていた19歳のFWグスタヴォ・マイアの獲得が14日までに決定した模様。クラブからの正式発表は行われていないが、選手本人もSNSでスペイン行きを明かしており、バルセロナへの移籍は決まったとみられる。
ビアジョアナ氏もそのグスタヴォ・マイアの加入と、450万ユーロ(約5億4000万円)と報じられた獲得費用を認めつつ、宿敵マドリーに奪われる形となった久保を獲得する場合に必要だった費用との比較にも言及した。
久保は「グスタヴォ・マイアに必要だった450万ユーロよりもはるかに高い金額を要求していた。各種の義務や、契約期間、給与などだ」とビアジョアナ氏はコメント。高額な獲得費用が、下部組織時代にバルサに所属していた久保の再獲得の障害になったことを振り返っている。
マドリーへの移籍直前にFC東京との契約が満了していた久保に移籍金は発生していない。だがマドリーは久保と5年間または6年間とされる契約を交わすにあたり、バルサの提示した年俸額の数倍を提示したとも言われている。
久保はマドリーからレンタルされたマジョルカでのプレーを高く評価されており、バルサは再獲得に踏み切らなかったことを将来的に後悔するのではないかとも予想されている。両クラブの選択が正しかったのかどうかは、今後の久保の活躍によって判断されることになりそうだ。
【了】