【写真:Getty Images】
バルセロナは、FWアンス・ファティをリーガエスパニョーラの残り2試合に起用するのか、バルセロナBの昇格プレーオフに起用するのかを迷う状況となっているようだ。スペイン紙『アス』が14日に伝えた。
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アンス・ファティは今季16歳でバルサのトップチームにデビューし、数々の最年少記録を更新するなど大きな衝撃を引き起こした。これまでトップチームで公式戦30試合に出場して7得点を記録している。
そのバルサは今季リーガが残り2試合となった時点で首位レアル・マドリードに勝ち点4差をつけられ、3連覇に黄信号が灯った状況。だが逆転に望みを繋ぐためには、残り2試合のオサスナ戦、アラベス戦で勝利を目指すしかない。
一方、セグンダB(3部)で戦っていたバルセロナBも今週末から公式戦が再開。レギュラーシーズンは新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなったが、上位に位置していたチームによる2部昇格プレーオフが19日から開催される。
ウスマン・デンベレの長期離脱に続いてアントワーヌ・グリーズマンも負傷したバルサは、トップチームでアンス・ファティを必要としている。一方で、Bチームの2部昇格のチャンスを助ける戦力として起用したいという考えもあるようだ。
バルセロナBにはFW安部裕葵も所属しているが、現在負傷離脱中。アンス・ファティがプレーオフに参戦すれば、安部も含めてチームが来季を2部で戦うチャンスも広がるかもしれないが…。
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