【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)から受けていたUEFA主催大会出場禁止処分の撤回が決定したことで、マンチェスター・シティは来季に向けた積極補強へ動き出すことになるかもしれない。英紙『ガーディアン』『デイリー・メール』などが見通しを伝えた。
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シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に違反したとして、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)への2年間の出場禁止処分を下されていた。だがクラブからの訴えを受けたスポーツ仲裁裁判所(CAS)は、処分を罰金のみに軽減する裁定を13日に発表している。
CLに2年間出場できない場合、シティはジョゼップ・グアルディオラ監督や主力メンバーの多くを失う可能性があるとも予測されていたが、これで状況は一変。グアルディオラ監督には新たな契約を提示するという見通しが早くも報じられており、MFケビン・デ・ブルイネらも残留や契約延長へ向かうことが予想されている。
他クラブから新たな選手を補強する上でも、CLの舞台で戦うことができるかどうかは選手にとって非常に大きな判断材料となる。処分撤回により、シティは総額1億5000万ポンド(約202億円)を投じての補強に動くとも報じられている。
バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバがグアルディオラ監督の「トップターゲット」だと『ガーディアン』は報道。ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリも新戦力候補だとされている。
契約の満了する来年夏にアルゼンチン帰国を希望しているFWセルヒオ・アグエロや、バイエルン移籍の決まったFWレロイ・ザネの後継者も必要になるかもしれない。バルセロナへの移籍も噂されるインテルのFWラウタロ・マルティネス、バレンシアの20歳MFフェラン・トーレスなどもシティのターゲットだと『デイリー・メール』は伝えている。
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