【写真:Getty Images】
日本代表MF久保建英がマジョルカで戦う今季の試合は残り2試合。スペイン紙『アス』は、久保が来季のレアル・マドリード残留に向けてアピールする上でも重要な2試合になるという見方を13日付記事で示した。
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シーズン中盤戦まではベンチスタートが続く時期もあったが、新型コロナウイルスによるリーガの中断前から先発に定着し、再開後も不動のレギュラーの座を守っている久保。12日のセビージャ戦は低調な内容に終わったとはいえ、最近数試合のパフォーマンスは高い評価を受けている。
マジョルカでのリーガ終盤戦は、久保にとって「来季のマドリーに居場所があると示すためのチャンス」でもあり、実際にそれだけのプレーを見せることができていると『アス』紙は評している。「マジョルカの残留に向けた期待の大部分は、まるでベテランのような若者である久保にかけられている」とも記した。
チームが残留に向けて厳しい戦いを強いられている中でも、久保が優れたパフォーマンスを見せていることはデータでも示されていると紹介。リーグ全体でも時間あたりの被ファウル数4位、ドリブル成功数9位、チャンスメーク数15位など上位の数字を残していることが伝えられている。
外国人枠の都合により、マドリーとしては久保を再び他クラブへのレンタルに出すことが基本方針だと考えられる。だが16日のグラナダ戦、19日のオサスナ戦の残り2試合でマドリーに向けて「強いメッセージを送る」ことが久保の望みだとされている。
【了】