【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに対する2年間の欧州大会出場禁止の処分はスポーツ仲裁裁判所(CAS)により撤回され、シティは来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場できる見通しとなった。
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シティは過去にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に関する重大な違反を犯したとして、今年2月に欧州サッカー連盟(UEFA)から2年間のUEFA主催試合出場禁止および罰金の処分をくだされていた。クラブは不正行為を否定して処分を不服とし、CASへの上訴を行っていた。
CASは13日に、シティに対するUEFA主催大会出場禁止処分を無効とする裁定を下したことを発表した。罰金処分は維持されるが、当初の3000万ユーロ(約36億円)から1000万ユーロ(約12億円)へと大幅に減額されることが決定された。
現在プレミアリーグで2位に位置するシティは、残り3試合で3位のチェルシーに12ポイント差をつけており、2位フィニッシュが確定している。CASの裁定により、優勝したリバプールに続いて来季のCL出場権獲得が確定したことになる。
シティが来季CL出場を禁じられれば、プレミアリーグ5位のチームが繰り上げで出場権を獲得することが見込まれていた。接戦の3位・4位争いを演じているチェルシー、レスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドなどは、5位ではなく4位以内の確保を目指すことが必要な状況となる。
【了】