【写真:ムツ・カワモリ】
スペイン2部のデポルティボは、現地時間12日の試合で対戦したエストレマドゥーラがメンバー起用に関する違反を犯した可能性があるとして、協議委員会に訴えることが見込まれている。スペイン紙『アス』や地元紙『ラ・ボス・デ・ガリシア』などが伝えた。
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デポルティボはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第40節のホームゲームでエストレマドゥーラと対戦。MF柴崎岳も先発でフル出場したが、結果は2-3の敗戦に終わった。
だがこの試合の後半に、エストレマドゥーラの出場メンバーがスペインサッカー連盟(RFEF)の規定に違反した状況になったと判断される可能性があるかもしれない。少なくとも7人はプロ契約の選手が出場していなければならないという規定だ。
後半半ばの時点でプロ契約選手7人、ユースチームのアマチュア契約選手4人というメンバーで戦う状況となっていたエストレマドゥーラは、プロ契約のFWアイラムが69分に負傷。ピッチ外に出て治療を受け、1分足らずでプレーに戻った。
アイラムがピッチ外に出ていた間、エストレマドゥーラは「いかなる理由でも」7人のプロ契約選手が必要だと定められた規定に違反した可能性があるとされている。だが交代や退場により完全に試合を去ったわけではないため、条文の解釈の問題になるという見方も伝えられている。
違反が認められれば、試合結果は3-0でデポルティボの勝利に変更される可能性もある。2部残留をまだ決めることができていないデポルティボにとっては、非常に大きな勝ち点3となるかもしれないが…。
【了】