【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第32節のウディネーゼ対サンプドリア戦が現地時間12日に行われ、アウェイのサンプドリアが3-1で勝利を収めた。サンプドリアの日本代表DF吉田麻也は先発でフル出場している。
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4試合連続の先発で起用された吉田だが、前半37分にはFWケヴィン・ラザーニャを抜け出させてしまい失点。サンプ側はラザーニャが吉田を押したとも主張したがファウルは認められなかった。
だがサンプドリアも前半終了間際に同点とし、84分にはFWフェデリコ・ボナッツォーリの鮮やかなオーバーヘッド弾で逆転。さらに後半アディショナルタイムには吉田からのロングボールを受けたFWマノロ・ガッビアディーニがダメ押しの3点目を奪って逆転勝利を飾った。
初アシストを記録する一方で失点に関与したこともあり、イタリアメディアから吉田への評価はおおむね及第点かそれ以下。『トゥットメルカートウェブ』では採点「6」とし、「ラザーニャとのフィジカル勝負に敗れ、あまりにも簡単に抜け出させてしまった」と述べた。アシストについては「正確なロングボール」と評価している。
『カルチョメルカート』でも採点「6」としつつ、「サンプ守備陣で最も冴えなかった」とコメント。クラブ専門メディア『サンプニュース24』では採点「5.5」とし、「前半は何度かミスがあり感覚が良くなかった。失点の場面ではラザーニャとの競り合いに敗れたがファウルもあったかもしれない」と述べている。
『ユーロスポーツ』イタリア版では吉田に対して採点「6」。「序盤にはラザーニャに対して良い対応があったが、失点の場面ではやられてしまった。後半には組み立ての部分でも安定感が出てきた」と失点以外は好意的に評価している。
【了】