【写真:Getty Images】
ポルトガル1部リーグで優勝に王手をかけているポルトのサポーターは、今季途中に現役を引退した元GKのイケル・カシージャス氏を試合に出場させてほしいという運動を展開している。ポルトガル紙『レコルド』など複数メディアが伝えた。
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カシージャス氏は2015年にレアル・マドリードからポルトに加入し、昨季まで正守護神としてゴールを守っていたが、昨年5月に心臓発作を起こして離脱。今季もポルトの一員として復帰を目指していたが、今年2月にはスペインサッカー連盟会長選への出馬を表明することで引退を決めた形となった。
だがポルトのサポーターは、カシージャス氏を今季のリーグ優勝メンバーの一員とするために、残り3試合のどこかでわずかな時間でも出場させてほしいと要請しているようだ。SNS上でハッシュタグを用いてキャンペーンが行われている。
しかし、実際にはサポーターの思いが叶うことはないかもしれない。6月末までとなっていたポルトとの選手契約はすでに満了しており、またプレー再開に向けた医師からの許可も下りていないことから、「その可能性はない」とポルトガル『オ・ジョーゴ』は見通しを伝えている。
日本代表MF中島翔哉も所属するポルトは現在リーグ首位に立ち、3試合を残して2位のベンフィカと8ポイント差。直接対決の結果でベンフィカに勝ち越しているため、あと勝ち点1を獲得すれば優勝が決まる。次節は現地時間15日にホームでスポルティングCPと対戦する。
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