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ジャック・チャールトン氏が85歳で死去。イングランド代表でW杯優勝のレジェンド

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャック・チャールトン
【写真:Getty Images】

 イングランド代表のワールドカップ優勝メンバーであり、アイルランド代表監督なども務めたジャック・チャールトン氏が85歳で死去した。英『BBC』など複数メディアや、クラブ・代表チームの公式SNSなどが伝えている。

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 報道によればジャック・チャールトン氏は昨年リンパ腫と診断され、認知症も患っていたという。家族は同氏が10日にイギリス北部の自宅で死去したことを発表し、「彼の過ごした素晴らしい人生と、世界中の国々の人々に喜びをもたらしたことを誇らしく思う」とコメントしている。

 センターバックだった現役時代のジャック・チャールトン氏はリーズ・ユナイテッド一筋でプレー。1952年から1973年までに通算773試合に出場した。

 イングランド代表では弟のボビー・チャールトン氏とともにプレーし、1966年には自国開催のFIFAワールドカップでイングランド代表の初優勝に貢献。1970年メキシコ大会にも出場した。

 指導者としてはミドルスブラ、シェフィールド・ウェンズデイ、ニューカッスルを率いたのに続いて、1986年から1995年までアイルランド代表を指揮。1990年イタリアワールドカップで同国を初の予選突破に導くとともに本大会でもベスト8と躍進させ、1994年アメリカ大会でも本大会出場と決勝トーナメント進出を果たした。

【了】

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