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世界最高のパサーは誰だ! サッカー選手パス能力値ランキング6位~10位。ピルロの系譜を継ぐレジスタとは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は7月5日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:スペインのベテランレフティー

ダビド・シルバ
ダビド・シルバの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ダビド・シルバ(元スペイン代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1986年1月8日(34歳)
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/4得点7アシスト


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 スペイン代表の黄金期を支えた言わずと知れた天才プレーヤー。今年で34歳となった同選手は実に10年を過ごしたマンチェスター・シティを今季限りで退団することを表明しているが、今なお衰えを感じさせてはおらず、相変わらずピッチ上で質の高いプレーを連発している。スペイン人MFの去就に関しては様々な報道が出ているが、確かなことはまだまだトップレベルで活躍できるということだ。

「スペインの魔術師」と称され、ジョゼップ・グアルディオラ監督からもその才能を高く評価されているダビド・シルバは足元の「テクニック」が非常に優れており、ファーストタッチからボールを出すまでの動きがスムーズで一切の無駄がないため、中盤で常に攻撃のリズムを生み出すことが可能なのだ。また、サイドチェンジの質も際立っており、わずか1本の「パス」で局面を大きく打開することも珍しくはない。

 その中でも、ゴール前での働きぶりは特筆すべきものがある。ライン間でボールを受ける、あるいは引き出す上手さは世界トップレベルにあると見て間違いなく、相手が密集している状況でもまるで針の穴に糸を通すかのような繊細な「パス」を活かしてチャンスをクリエイトすることが可能。シュートを打てる状態でも「パス」を選択することがあるなど、パサーとしての能力は際立っていると言えるだろう。

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