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若月大和がついに海外デビュー。FCシオンは0-2敗戦…「輝く機会が少なかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

若月大和
【写真:Getty Images】

 スイス・スーパーリーグ第27節、FCシオン対FCルツェルンが現地時間2日に行われた。ホームのシオンは0-2の敗戦を喫した。シオンに所属する18歳のFW若月大和が海外デビューを果たした。

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 若月は2019年3月に桐生第一高校から湘南ベルマーレに2020年から加入することが発表された。その後、特別指定選手として2019年4月に公式戦デビューを果たした。そして、今年1月に若月はシオンへ期限付き移籍となった。

 新型コロナウイルスの影響で中断となっていたスーパーリーグだったが、6月20日に再開。若月は中断前の2月23日に行われたルガーノ戦にベンチ入りするも、出番はなし。その後、6月28日のバーゼル戦にベンチ入り。だがこの試合も出番は回ってこなかった。そして、ルツェルン戦もベンチスタート。1点ビハインドの61分から途中出場となった。

 シオンは公式サイトでルツェルン戦のマッチレポートを公開。若月について「ゴールチャンスはいくつかあった。61分に出てきて、ヤマト・ワカツキにとってスーパーリーグデビューとなった。輝く機会が少なかった。この日本人ストライカーは多く走った。しかし、シュートポジションに行くことができなかった」とコメント。1点ビハインドのチームを逆転に導くことはできなかった。

 ようやく出番が回ってきた若月。パリ五輪世代の若きFWの挑戦に期待したい。

【了】

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