3位:エジプトの快速マシーン
FW:モハメド・サラー(エジプト代表/リバプール)
生年月日:1992年6月15日(28歳)
市場価格:1億2000万ユーロ(約144億円)
今季リーグ戦成績:27試合出場/17得点7アシスト
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エジプトが生んだワールドクラスのアタッカー。2017年より所属しているリバプールでは右ウイングの位置を確固たるものとしており、典型的なWGタイプから点取り屋としての才能を開花させている。ティエリ・アンリ氏、アラン・シアラー氏に並ぶ3季連続でのプレミアリーグ得点王の座を狙うファラオは、今季ここまで17得点を記録(6月30日時点)。チームのリーグ制覇という目標は達成したが、まだまだゴール奪取に燃えているだろう。
モハメド・サラー最大の武器はやはり「スピード」。加速力は申し分なく、一瞬で相手を置き去りにして一気にチャンスへ結びつけることが可能だ。ただ、サラーの怖さは決して速さだけでなく、そこに確かな「テクニック」が備わっていること。「スピード」を維持した状態でも確実にボールを操ることが可能で、アジリティの高さを活かしたカットインのキレ味なども抜群。簡単には阻止できない選手だ。
また、シュート精度に関してもワールドクラスのものが。GKとの1対1にめっぽう強いのはもちろんのこと、ペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込むことも少なくない。狙ったコースを確実に射抜く左足の繊細さが光っていると言えるだろう。そして、アシスト数も多いなど、「パス」の質もメキメキと向上中。エジプトのレフティーが放つ脅威は、今後も変わらず発揮されていくはずだ。
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