12/13シーズン

【写真：Getty Images】

UEFAチャンピオンズリーグ：ベスト4
ラ・リーガ：優勝
コパ・デル・レイ：ベスト4

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12/13シーズンはグアルディオラの右腕を務めていたティト・ビラノバが監督に昇格した。快進撃を見せた前半戦は、引き分けたレアル戦以外は全勝。しかし、ビラノバは前の年に見つかった悪性腫瘍が再発し、治療のために度々チームを離脱した。

ミランと対戦したCLラウンド16では1stレグを0-2で落とした。しかし、ホームのカンプノウで迎えた2ndレグを4-0で勝利してミランを下すと、パリ・サンジェルマンにはアウェイゴール差で上回って準決勝に進出。しかし、バイエルン・ミュンヘンには2戦合計0-7と完敗を喫し、決勝に進むことはできなかった。

グアルディオラ時代から主力は大きく変わっていないが、エリック・アビダルが務めていた左サイドバックには下部組織出身でバレンシアから加入したジョルディ・アルバが入っている。ジョルディ・ロウラが代行を務めたチームは勝ち点100を獲得し、リーグタイトルを奪回した。

リーグ優勝を果たしたバルセロナだったが、6度あったクラシコでは1勝しかできなかった。ビラノバは翌シーズンも続投に意欲を見せていたが、健康上の理由で断念。14年4月に容体が悪化し、45歳という若さでこの世を去っている。