19位:ポルトガルが誇る闘将
DF:ペペ(ポルトガル代表/ポルト)
生年月日:1983年2月26日(37歳)
市場価格:80万ユーロ(約9600万円)
今季リーグ戦成績:20試合出場/1得点1アシスト
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ポルトガル代表として3度のワールドカップ出場を誇る同国屈指の守備職人。2007年から2017年までの10年間所属したレアル・マドリーでは、セルヒオ・ラモスらと共に屈強なディフェンスラインを形成し、クラブに数多くのタイトルをもたらしてきた。その後はベシクタシュ在籍を経て、昨年冬に古巣ポルトに復帰。現在も主力として活躍中だ。ちなみに本名はケープレル・ラヴェラン・リマ・フェレイラである。
ペペは身長187cm・体重79kgとセンターバックとしては十分なサイズを誇っている選手。その屈強な体を活かした対人戦の強さはピカイチであり、粘り強いマークを武器にして相手に自由を与えることがない。ボールに対し勢いよく飛び込む「空中戦」の強さは攻守両面で大きな脅威に。足元の技術は凡庸で決して現代型のCBではないものの、武闘派CBとしては世界でもトップクラスにあると言えるだろう。
また、長い足とファウルを恐れない激しさを兼ね備えたスライディングタックルもかなりハードで、そのワンプレーだけで相手の戦意を削ぎ落とすことが可能。過去には荒々しい対応が目立ち、カードを貰うことも多かったぺぺであるが、現在はそうしたラフプレーも落ち着きつつあり、より安定感の増したディフェンスが光っている。キャプテンシーも併せ持つなど、頼もしさも年齢を重ねるごとに着実に増していると言える。
所属するポルトととの契約は来年6月まで。そして、今なおポルトガル代表に招集され続けているペペは、まさに衰え知らずの怪物だ。今後もトップレベルでのプレーを続けていくことになるだろう。