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リバプール歴代ユニフォーム。3度の欧州制覇とプレミア優勝に迫ったシーズン。ジェラードやオーウェンが着ていたのは…

イングランド屈指の名門クラブであるリバプールは、21世紀に入ってから3度の欧州制覇を成し遂げている。マイケル・オーウェン、スティーブン・ジェラード、フィルジル・ファン・ダイクといったスター選手たちはどのようなユニフォームを着てプレーしていたのか。今回は印象的だった5つのシーズンを、歴史と記憶が刻まれたユニフォームとともに振り返っていきたい。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

00/01シーズン

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【写真:Getty Images】

UEFAカップ:優勝
プレミアリーグ:3位
FAカップ:優勝
リーグカップ:優勝

胸スポンサー:Carlsberg(カールスバーグ)
サプライヤー:Reebok(リーボック)

 80年代に歴史に残る2つの群衆事故、「ヘイゼルの悲劇」と「ヒルズボロの悲劇」を目の当たりにしたリバプールは90年代に入ると低迷した。92年のプレミアリーグ開幕からデンマークのビール会社、カールスバーグが胸スポンサーとなったリバプールにチャンスが久々に訪れたのが2000/01シーズンだった。

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 リーグカップでは2度の延長戦を制して決勝に進出。バーミンガムをPK戦で破って1つの目のタイトルを獲得した。リーグこそマンチェスター・ユナイテッドに優勝を譲ったが、FAカップでも決勝に進出。アーセナルに先制されたが、マイケル・オーウェンの1ゴールで逆転して国内2冠を達成した。

 さらに、UEFAカップではローマ、ポルト、バルセロナを相手に6戦1失点の堅守を見せて撃破し、アラベスとの決勝に駒を進めた。対照的にこの試合は打ち合いになり、4-4で延長戦に突入したが、117分にオウンゴールでリバプールが勝ち越し、カップトレブル(3冠)を成し遂げた。

 このシーズンは20歳だったスティーブン・ジェラードがレギュラーに定着し、PFA年間最優秀若手選手賞を受賞した。サミ・ヒッピアやジェイミー・キャラガーが最終ラインを守り、前線にはオーウェンに加えてエミール・ヘスキーとロビー・ファウラーといった実力者を揃えていた。

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