【写真:portimonense SAD】
ポルトガル・プリメイラ・リーガ第29節、ファンマリカン対ポルティモネンセが現地時間6月30日に行われた。試合はアウェイのポルティモネンセが1-0の勝利を収めた。ポルティモネンセに所属する日本代表GK権田修一がこの試合のMVPに選出された。
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現在降格圏の17位に位置するポルティモネンセ。残留へ勝利が欲しいところ。権田はこの試合にも先発し、10試合連続のフル出場となっている。なお、DF安西幸輝はベンチ入りも出番はなかった。
17分、相手陣内でボールを奪ったブルーノ・タバタがペナルティエリア内に走りこんできたリカルド・ヴァス・テにパスを供給。リカルド・ヴァス・テは右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
その後、ポルティモネンセは追加点を決められなかったが、権田がファンマリカン攻撃陣をシャットアウト。34分、ワンツーで抜け出したゴンサウベスとの1対1では権田が左足で止めるビッグセーブ。53分には、またもゴンサウベスのシュートを権田が防ぐ。さらに59分にはゴール右に飛んだシュートを左手一本で止めるなど権田は好セーブを連発。チームの1-0勝利に貢献した。
チームを勝利に導いた権田はこの試合のMVPに選出された。自身の公式インスタグラムでは「やっと残留圏と勝ち点2差まできた。ここからが本当の戦い!! とりあえず何回やっても試合後の8時間バス移動は全然慣れないね」とコメントしている。
この勝利でポルティモネンセは6月3日からの再開以降、3勝2分と5戦負けなし。暫定ではあるが、残留圏の16位トンデラとの勝ち点差は「2」となっている。今回MVPを獲得した権田。次節のプレーにも期待したい。
【了】