【写真:Getty Images】
トッテナムやレアル・マドリードで活躍し、4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝やプレミアリーグ年間MVPなど、チームとしても個人としても数多くの栄誉を手にしてきたガレス・ベイル。そのベイルが大きく名を上げるきっかけとなったのが、CLでのインテルとの対戦だった。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
トッテナムでの背番号が、ラストシーズンに11番に変更されるまでは「3番」だったという事実にも示されるように、キャリア初期のベイルは主にサイドバックとしてプレーしていた。だが徐々に攻撃面で力を発揮して頭角を現していく。
2010年10月20日、CLグループリーグで前年王者インテルと対戦したアウェイゲームではハットトリックを達成。チームが3-4の敗戦を喫した中でも大暴れを見せ、国際的にも大きく注目度を高めた。
さらに11月2日のホームゲームでも2アシストでトッテナムを勝利に導き、マン・オブ・ザ・マッチにも選出。圧倒的な走力や正確なクロスで、当時世界最高の右サイドバックと評されたブラジル代表マイコンにも全く抑えようがなかった。
その後もプレミアリーグで力を発揮し続けたベイルは、当時の世界最高額を更新する移籍金でマドリーへと移籍。2010年代を代表する選手の一人としてさらなる飛躍を遂げていくことになった。