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代表 4年前

クロアチア代表、歴代ストライカーの系譜。独立からW杯準優勝へ…98年得点王に輝いた名手の現在は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツW杯(2006)

クラスニッチ プルソ
左からクラスニッチ、プルショ【写真:Getty Images】

イヴァン・クラスニッチ
生年月日:1980年1月29日
個人成績(2006):3試合出場/0得点0アシスト



父はボスニア生まれのクロアチア人、母はドイツ人で、自身はドイツ生まれという異色の経歴の持ち主。世代別代表時代からクロアチア代表を選択し、2004年にA代表デビューを果たした。

トーマス・シャーフ監督率いるブレーメンでブレイクを果たし、2005/06シーズンにはブンデスリーガのアシスト王にも輝いた。大柄でポストプレーに長けた、ゴールもアシストもできるタイプのストライカーとして鳴らした。

2006年のドイツワールドカップでは、グループリーグ全試合に出場するもノーゴールに終わった。その大会の半年後、腎臓病で父親から腎臓移植を受ける。それでも不屈の精神でカムバックを果たし、EURO2008のグループリーグ最終戦でゴールも奪った。

2012/13シーズンにマインツでプレーしたのを最後に第一線から退いて、事実上の引退状態になっている。2016年には腎臓病の再発が報じられた。クロアチア代表での通算成績は41試合出場12得点だった。

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