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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング1位~5位。久保建英と同世代で最強の逸材は?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:アイドルはネイマール&ロナウジーニョ

ヴィニシウス・ジュニオール
ヴィニシウス・ジュニオールの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表/レアル・マドリー)
生年月日:2000年7月12日(19歳)
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
今季リーグ戦成績:21試合出場/2得点1アシスト


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「今世紀最高の宝石」「NEWネイマール」と称されるなど、フラメンゴで世界にその名を轟かせたブラジル期待のアタッカー。2017年には4500万ユーロ(約58億円)という巨額の移籍金でレアル・マドリー加入(正式入団は2018年)を掴んだ大器である。今季はエデン・アザールの加入もあり出場機会こそ多く確保できていないものの、短い時間でも流れを変えられる貴重な存在として、奮闘している。ちなみに自身のアイドルはネイマールとロナウジーニョだ。

 ヴィニシウス・ジュニオールは数値「93」を記録した「スピード」が最大の武器。それを活かした「ドリブル」もまた脅威で、突破力に関しては同胞のロドリゴ・ゴエスを上回っており、アザールにも見劣りしないものがあると見ていいだろう。また、ブラジル人らしい細かなタッチを繰り返した突破も得意としているなど、「テクニック」も高評価。アジリティが備わっているため、縦にも中にも勝負できる選手だ。

 一方で得点力には課題が。積極的にシュートを放つシーンは多く見受けられるものの、枠に飛ぶのはほんの数回。「ドリブル」は間違いなく脅威だが、ここの精度がさらに高まれば、より怖い存在になることができるのは明らかだ。また、ややボールを持ちすぎてしまうことも多く、味方との連係面にも改善の余地が。仕掛けるべき場面とそうでない場面を冷静に判断し、常に的確なプレーを選択したいところだ。

 と、まだまだ改善が必要な部分の多いV・ジュニオールであるが、やはり「スピード」や「ドリブル」、「テクニック」に関してはこの世代の中でも飛び抜けたものがある。堂々のトップ3入りと言ってもいいのではないか。

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