【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは、今季レアル・ソシエダへレンタルしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーのレンタル期間をもう1年延長することを「ほぼ決断」したとみられている。スペイン紙『アス』が21日付で伝えた。
【今シーズンのレアル・マドリーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
オランダへのレンタルを通して経験を積んだ現在21歳のウーデゴーは、今季所属するソシエダで中心選手として活躍。来季はいよいよマドリーでプレーする準備が整ったと評価される一方で、ソシエダがレンタルの延長を希望していることも伝えられていた。
マジョルカの日本代表MF久保建英も含め、多くの若手選手を他クラブにレンタルしているマドリーは、それらの選手たちを加えることでチームの若返りを図ることを計画しているとみられていた。だが新型コロナウイルスの影響もあり、状況が変わったようだ。
移籍市場の縮小で現在の主力選手の売却が難しくなったことなどから、マドリーはチーム改革を1年延期することになったと『アス』は伝えている。そのひとつとして、ウーデゴーも引き続きソシエダでプレーさせることをほぼ決めたという。安定した出場機会が見込まれること、プレースタイルが適していること、現在リーガエスパニョーラ6位に位置するソシエダが来季の欧州の大会に出場できる可能性があることなどから、本人も残留に前向きだとみられている。
ソシエダはレンタル料200万ユーロ(約2億4000万円)の支払いに加えてウーデゴーの給与全額を負担する条件で同選手をレンタルしているとみられる。来季も基本的には同様の条件となることが見込まれている。
ウーデゴーのレンタル延長は、久保の去就にも影響することになるかもしれない。来季マドリーから再び他クラブへレンタルとなることが濃厚な久保は、ウーデゴーの復帰と引き換えにソシエダへレンタルされる可能性もあると報じられていた。
【了】