【写真:Getty Images】
再開されたポルトガルリーグでポルトが苦しい戦いを強いられているのは、日本代表MF中島翔哉の不在も影響しているのかもしれない。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は19日付記事で中島の存在の重要性について論じている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
中島はポルトがチームトレーニングを再開した5月4日の練習に参加したあと、再びチームを離れて個人練習に戻った。そのままチームに合流せず、リーグ戦再開後もこれまで3試合を欠場している。
中島の欠場した3試合でポルトは1勝1分け1敗。再開初戦でファマリカンに1-2の敗戦を喫したあと、マリティモには1-0で勝利したが、前節は最下位アヴェスとスコアレスドローに終わった。辛うじて首位を守ってはいるが、2位ベンフィカに勝ち点で並ばれている。
『ア・ボーラ』は、「間違いなくチームで最も創造的な選手の一人」である中島の不在がポルトのパフォーマンスに影響している可能性もあるとして評論家のコメントなどを紹介。「中島の不在が今のポルトを説明できる要因のひとつかもしれない」「中島が適応していた典型的10番のポジションの選手の不在も響いている」とマヌエル・マシャド氏は述べている。
中島がチームの練習への合流を拒否しているとされる理由は定かではない。ウイルスを持ち帰って体調不良の妻に感染させる可能性を恐れたとも報じられたが、クラブが契約ボーナス100万ドル(約1億2000万円)を支払っていないことが理由だとする報道もあった。いずれにしてもセルジオ・コンセイソン監督は中島の不在に苛立つ様子を見せつつ、経営陣が対処すべき問題だと主張している。
【了】