【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響で中断されていたロシア・プレミアリーグは今週末から再開。だがウイルス感染者の出たトップチームが隔離措置を余儀なくされたロストフは、ユースチームのみで構成されたメンバーで再開初戦に臨んで「10-1」という記録的大敗を喫した。
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ロストフは現地時間19日に行われたリーグ第23節のアウェイゲームでPFCソチと対戦。開始直後に先制点を奪ったが、すぐに逆転され、最終的に10ゴールを奪われる結果に終わった。
試合終了後にロストフは、この試合に関する声明をクラブ公式ウェブサイトに掲載。「ロシア語を理解しない多くのサポーターは、なぜ今日の試合が10-1のスコアに終わったか理解し難いだろう。説明したいと思う」と、外国人ファン向けに英語で事情を説明している。
クラブによれば、ロストフでは6人の選手から新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、チーム全体が隔離措置を取ることを余儀なくされたという。そのため再開初戦には、16歳から19歳までの若手選手のみが起用されることになった。
それでも開始1分には17歳3ヶ月のMFロマン・ロマノフが先制ゴールを記録。クラブ史上最年少の得点者になるとともに、ロシアリーグの歴史上でもトップ3の若さでゴールを挙げた選手になったとのことだ。
さらに17歳のGKデニス・ポポフも、10ゴールを奪われはしたが、PKストップを含めて相手のシュート15本をストップ。ロシア・プレミアリーグの新記録を達成し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたとクラブは述べている。
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