リバプールのMFジェームズ・ミルナーは、チームメートである日本代表FW南野拓実の成長を確かに感じている。現地時間19日、『GOAL国際版』に対するコメントを英『デイリー・メール』が取り上げている。

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　1月にリバプールの一員となった南野。ミルナーから見て、南野は新型コロナウイルスの影響による中断が良い方向に働いたと感じており、これからのパフォーマンスに期待を寄せている。

　リバプールの副キャプテンは、「タキ（南野）はとても良い形で戻ってきたように見える。この期間が彼に落ち着く時間を与えたのかもしれない。慣れるための時間を与えてくれたみたいだ」とコメント。「シーズンの途中でチームをかえてプレーするのは難しいことだ。3日おきに試合があると、さらに難しくなる。この期間が彼に役立ったのは間違いないだろう」と語った。

　さらに、ユルゲン・クロップ監督も同調。会見で南野について問われた指揮官は、「通常、最初の2～4ヶ月で新戦力の判断はしない。期間が長くなればなるほど、良くなっていくものだ。4週間を一緒に過ごしたことはタキにとって100％助けになった。馴染んでいない環境で、快適ではない言葉で、なんとかみんなに自分を示そうとした最初の3週間とは完全に違う」と述べている。

　リバプールは21日、エバートンとのマージーサイドダービーで再開初戦を迎える。リバプール加入後、それほど出番が多くなかった南野。ここから大きなインパクトを残せるだろうか。

【了】