【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第29節、レアル・マドリードとバレンシアの試合が現地時間18日に行われた。試合はホームのマドリーが3-0の勝利を収めた。この試合で途中出場を果たしたMFマルコ・アセンシオが復帰後ファーストタッチで今季初ゴールを決めた。
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1-0のマドリーリードで迎えた74分、フェデリコ・バルベルデに代わってアセンシオが投入される。するとその直後だった。右CKのこぼれ球をファーサイドでDFフェルラン・メンディが拾うと、縦への突破から中央に低く速いクロスを供給。アセンシオは左足ダイレクトで合わせ、ゴールに突き刺した。
今季初ゴールを決めたアセンシオは終盤にアシストを記録。カウンターからMFトニ・クロースのボールを右サイドで受け、左足ダイレクトでFWカリム・ベンゼマにパス。ベンゼマはワンタッチから左足ボレー。これがゴール左に突き刺さった。
19日付のスペイン『マルカ』が『Movistar』のアセンシオへのインタビューを引用して報じた。アセンシオは試合後「僕は本当に戻ってきたかった。何ヶ月もハードワークをして、またプレーできて、得点もできて、さらに勝つことができてとても満足しているよ。多くの感情と満足感がある。多くのことをしたからね。もっとも重要なことは気持ちが良いこと。僕らは勝利し、最後まで突き進む準備ができている」とコメント。辛いリハビリを乗り越え、残せた結果に満足している。
アセンシオは昨年7月23日にアメリカで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのアーセナル戦で負傷し、左膝の前十字靭帯断裂および外側半月板の損傷と発表され、手術を受けた。今季の復帰は微妙とされていたが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断したこともあり、今季のリーグ戦に間に合った。優勝を狙うマドリーに頼もしい男が帰ってきた。
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