12位:ブンデス屈指のシュートストッパー
GK:ヤン・ゾマー(スイス代表/ボルシア・メンヒェングラートバッハ)
生年月日:1988年12月17日(31歳)
市場価格:950万ユーロ(約11.4億円)
今季リーグ戦成績:24試合出場/30失点(無失点5試合)
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スイス代表としてワールドカップ2大会、EURO(欧州選手権)出場の経歴を持つ31歳のベテラン。2014年より所属しているボルシア・メンヒェングラートバッハでは加入当初からレギュラーとして活躍しており、今ではラース・シュティンドル不在時にキャプテンも務めるなど、絶対に欠かせない存在に。今季はここまでブンデスリーガトップ(6月18日時点)となる119回のセーブを記録しているなど、印象的なパフォーマンスを披露している。
ブンデスリーガ屈指のシュートストッパーとの呼び声も高いヤン・ゾマーは、GKとして非常に穴の少ない選手である。「ポジショニング」と「ハンドリング」に抜群に長けた選手であり、ボールを弾く方向なども常に的確。重心を低くすることでシュートへの反応がより素早くなり、ヘディングやグラウンダーのボールに対してもしっかりと強さを見せることができる。
身長は183cmとGKとしては小柄な部類で「ハイボール」などが圧倒的に強いわけではない。しかし、アジリティーが備わっており、こぼれ球に対する反応はピカイチで、コラプシング技術もしっかりと身に付けているため、至近距離弾にもめっぽう強いのが特徴。リーダーシップも買われており、ビルドアップの面でも貢献するなど、GKとしてハイレベルな選手であることは確かだ。
ネームバリュー的には他の並み居るGKと比べると見劣りするが、ボルシアMGで主力として活躍し続けるその実力に疑いの余地はない。堂々のランキング入りといってもいいのではないか。