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世界最高のゴールキーパーは誰だ! GK能力値ランキング11位~15位。ミランの数少ない希望に世界王者の一員が登場(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ユベントスの背番号1

ヴォイチェフ・シュチェスニー
ヴォイチェフ・シュチェスニーの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

GK:ヴォイチェフ・シュチェスニー(ポーランド代表/ユベントス)
生年月日:1990年4月18日(30歳)
市場価格:3200万ユーロ(約38.4億円)
今季リーグ戦成績:19試合出場/17失点(無失点8試合)


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 ロシアワールドカップでは日本代表とも対戦したポーランド代表の絶対的守護神。身長195cm・体重84kgを誇る大柄な選手だ。アーセナルからユベントスへ移籍したのは2017年のこと。当初はジャンルイジ・ブッフォンの控えであった同選手だが、2018年に偉大な先輩がクラブを去ると「背番号1」を継承し、見事レギュラーの座に。以降、イタリア王者の絶対的守護神としてゴールを守り続けている。

 イングランド時代はやや安定感に欠けていたヴォイチェフ・シュチェスニーだが、イタリアに来てからは落ち着きぶりが格段に増した。ミスが少なく、長い手足を活かした「セービング」は抜群で、驚異的な伸びでボールを弾き出す姿はなんとも頼もしい。コーチングに関しても成長が見られるなど、このあたりはブッフォンと練習を積み重ねた影響が大きいのかもしれない。

 先述した通り大柄なシュチェスニーは、もちろん「ハイボール」でも抜群の安定感を発揮。よりフィジカルコンタクトが激しくなるセットプレー時においても強さを誇示し、相手にチャンスを与えない。「ハンドリング」の良さも目立つと言えるだろう。また、判断力も向上しており、ブレイクアウェイにも磨きが。30歳となったシュチェスニーだが、より恐ろしい存在となっているのは明らかだ。

「キック」の質に関してはもっと向上させていく必要がありそうだが、ビルドアップの面で貢献できていないわけではない。まだまだ成長できる選手と言えるだろう。

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