10位:バルサ下部組織出身の24歳
GK:アンドレ・オナナ(カメルーン代表/アヤックス)
生年月日:1996年4月2日(24歳)
市場価格:3600万ユーロ(約43.2億円)
今季リーグ戦成績:24試合出場/21失点(無失点8試合)
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カメルーンのレジェンドであるサミュエル・エトーが設立したアカデミーで育ち、13歳でバルセロナのカンテラに入団した守護神。スペインでは目立った活躍を見せることができなかったものの、2015年に渡ったオランダの地ではその才能を見事発揮し、現在ではアヤックスにおいて不動の存在に。「バルセロナが買い戻しに動いている」などの報道も出ているなど、評価をぐんぐん伸ばしている。
そんなアンドレ・オナナ最大の武器と言えば、やはり「キック」精度の高さだろう。ショートパスの安定感はもちろん、相手を一気に押し込むロングフィードでも違いを作るなど、左右両足から質の良いボールを何度も繰り出すことができる。攻撃の出発点として、ビルドアップの面における貢献度の高さは間違いなく絶大。さすがはバルセロナのカンテラ出身選手と言え、数値も「88」と申し分ない評価となった。
また、守備範囲が抜群に広い選手でもあり、積極果敢な飛び出しで相手攻撃陣を無力化することも。「反射神経」にも優れており、鋭いボールを確実に弾き出すことも可能としている。一方で「ハイボール」の処理にはやや改善点が。クロスに対し飛び出しのタイミングを誤ってボールに触れられないといったシーンも見受けられるのが事実で、そこから失点を招いてしまうことも。身長は187cmと十分なため、あとは判断力を磨きたい。
と、まだまだ危なっかしいプレーもあるオナナだが、モダン型GKとしての能力は確かなものがあると言えるだろう。まだ24歳と若く、今後の成長にも十分期待できる。