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【写真:Getty Images】
アンテ・レビッチ(ACミラン/今季成績:15試合6得点)
イバン・ペリシッチ(バイエルン・ミュンヘン/今季成績:21試合4得点)
ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ/今季成績:22試合6得点)
前線はワールドカップでもプレーしたイバン・ペリシッチやアンテ・レビッチを中心に構成されていただろう。一方で、準々決勝で貴重な同点ゴールを決めたアンドレイ・クラマリッチは昨年6月を最後に召集されていない。
左ウイングを務めるイバン・ペリシッチは昨夏に、バイエルン・ミュンヘンに移籍。豊富な戦力を有するビッグクラブで常時先発というわけではないが、代表では主力としてプレーしている。
今季、フランクフルトからACミランに期限付き移籍しているアンテ・レビッチは、右ウイングに入るだろう。前半戦はクラブで先発する機会をあまり掴めなかったが、後半戦は中断までで8試合6得点と気を吐いている。
昨年はブルーノ・ペトコビッチが台頭した。19年3月に代表デビューしたばかりだが、代表3試合目で初ゴール、EURO予選ではチーム最多の4ゴールを挙げている。EURO本大会でもエースとしての活躍が期待されていただろう。
準優勝に輝いたワールドカップメンバーが残り、30代の選手も多い。EUROが開催される来夏までに、現在のラキティッチのようにキャリアの岐路に立たされる選手も出てくるだろう。
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