【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、故郷であるスペインのアルバセテに建立が予定されていた銅像の除幕式が来年まで延期されることになった。スペイン紙『マルカ』が16日に伝えている。
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アルバセテ市は地域出身の英雄であるイニエスタの銅像を建立する計画を2018年10月に発表。制作は順調に進み、当初は今年7月10日に除幕式の開催が予定されていた。
スペイン代表がイニエスタの決勝ゴールでFIFAワールドカップ初制覇を成し遂げてからほぼ10年目の記念日(決勝は2010年7月11日)であり、同代表やバルセロナの元チームメートたちや監督たちも多数出席が予定されていたという。だが新型コロナウイルスのパンデミックにより状況が変わってしまった。
スペインでも各種の制限措置は緩和されているとはいえ、依然として社会的距離を取ることが求められる状況であることに変わりはなく、大人数の集会は困難。何よりイニエスタ自身の日本からの帰国が容易ではないこともあり、来年への1年間延期が決まったとのことだ。
アルバセテ県フエンテアルビージャ出身のイニエスタは、8歳の時地元クラブであるアルバセテ・バロンピエの下部組織に入団し、2年後にバルセロナへ移籍。幼少期を過ごしたのみではあるが故郷への思い入れは強く、現在はアルバセテ・バロンピエの筆頭株主でもある。
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