【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、欧州でのプレー続行への意欲を示しつつ、今後Jリーグに復帰する可能性も否定はしていない。英『ESPN』が16日にインタビューを伝えた。
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名古屋グランパスからオランダのVVVフェンロへ移籍して以来、10年間以上を欧州で過ごしてきた吉田。イングランドのサウサンプトンで主力としてプレーしたあと、今季は1月からサンプドリアにレンタルされることになった。
自身のキャリア最高の時期はいつだったかとの質問に対し、吉田は「毎日が自分の最高の時だと思っている。あまり過去を振り返ることはない」と返答。「これから何をするかが一番大事」と、過去の実績にはこだわらない姿勢を示している。
サンプドリアでは3月にセリエAデビューを飾ったあと新型コロナウイルスの影響でリーグ中断。今月21日のインテル戦で3ヶ月半ぶりの再開を迎えることになる。「今のクラブに貢献して、疑っていた人たちを納得させていかなければいけない。それが今の一番の目標」と吉田は再開に向け語った。
今季を終えた後の見通しについては「未来がどうなるかは分からない」と吉田。「いつかJリーグに戻るかどうかとよく質問されるけど、オファーやタイミングやチャンス次第。どんな可能性もある」と、日本復帰も選択肢のひとつであることを否定はしていない。
「今は新しい挑戦を楽しんでいるし、できるだけ長く欧州でプレーしたいと思っていることは確か。一方で、日本サッカーが新しい歴史を作る助けにもなりたい」と吉田は今後のキャリアへの展望を述べている。
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