【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第33節のルーゴ対レアル・サラゴサ戦が現地時間16日に行われ、アウェイのサラゴサが3-1の勝利を収めた。先制点を挙げるなどの活躍をみせたサラゴサのMF香川真司は現地メディアから非常に高い評価を受けている。
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先発出場した香川は前半19分、CKのこぼれ球を拾ったイニゴ・エグアラスからのパスを受け反転からの右足シュートで先制ゴール。後半にも2点を加えたサラゴサは終了間際に1点を返されたが再開後初勝利を挙げた。
スペイン『エル・デスマルケ』サラゴサ版では、香川のパフォーマンスに対して10点満点で「9」と高評価。全体的に高採点となったサラゴサの中でも単独最高点をつけ、マン・オブ・ザ・マッチにも選出した。
「この試合のベスト。前節もそうだったが、今回もまたそれを示した。完璧な右足シュートで均衡を破りサラゴサを勢いづけた。ビルドアップを助けるため下がるプレーも見せ、フィジカルコンディションも素晴らしかった。傑出していた」と香川は評されている。
地元紙『エラルド』も、0から3までの4段階評価の中でチーム唯一となる「3」の最高評価をつけている。「日本人選手にとって9月以来最高のゲームだった。別格のゴールで先制点。ライン間を突破し、うまく連携を取り、サッカーを簡単に見せた。試合展開のカギとなるピースだった」と香川を評した。
この勝利によりサラゴサは暫定首位にも浮上。リーグ中断以前は低調なパフォーマンス続きで批判の対象にもなっていた香川だが、1部昇格に向けた終盤戦でチームの大きな力となることができるかもしれない。
【了】