【写真:Getty Images】
ブルガリア代表のエースとして活躍し、ブンデスリーガやプレミアリーグでもゴールを量産したディミタール・ベルバトフ氏。マンチェスター・ユナイテッドでは、チームメートとしてプレーしたクリスティアーノ・ロナウドに魔法のようなアシストを供給したこともあった。
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2008年10月29日に行われたプレミアリーグ第9節の試合でウェスト・ハムと対戦したユナイテッド。前年までトッテナムで活躍し、夏の移籍市場最終日にユナイテッドに加入したベルバトフは、C・ロナウドやカルロス・テベス、ウェイン・ルーニーらと強力攻撃陣を形成していた。
ユナイテッドはC・ロナウドの2得点によりこの試合に2-0の勝利を収めたが、その2点目へのアシストは信じがたいプレーだった。アンデルソンからの縦パスを受けて左サイドに抜け出したベルバトフは、ボールに追いついたところでターンしながら巧みにボールを浮かせてDFをかわしゴールラインぎりぎりを突破。中央に走り込んだC・ロナウドにラストパスを合わせた。
後にこのアシストについて振り返ったベルバトフは、「できるだけ冷静に見せようとした。興奮せず、何もなかったようにハーフウェイラインへ歩いていこうとした。だが心の中では『みんなあれを見たか?』という気持ちだった」とコメントしている。