17位:アトレティコの番人
DF:ホセ・マリア・ヒメネス(ウルグアイ代表/アトレティコ・マドリー)
生年月日:1995年1月20日(25歳)
市場価格:5600万ユーロ(約67.2億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点0アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
25歳にしてワールドカップ2大会出場を誇る実力屈指のセンターバック。ウルグアイ代表、そしてアトレティコ・マドリーでも共にプレーしたディエゴ・ゴディンから多くを学び、成長を果たしてきた選手だ。今季は怪我の影響もあって継続的に試合に出場することは出来ていないが、アトレティコの新たな守備リーダーとして、ディエゴ・シメオネ監督から寄せられている期待は確かなものがあると言えるだろう。
そんなホセ・マリア・ヒメネスは、偉大な先輩のゴディン同様、「フィジカル」の強さを自慢とする選手である。見た目がどっしりとしており、単純なぶつかり合いではほとんど負けず、鋭くそしてパワフルなタックルにも定評が。そのパワーを活かしたアグレッシブな姿勢も目立つなど、まさにアトレティコの選手らしいプレースタイルを持っている。さらに「空中戦」の強さもピカイチ。セットプレー時にはファーストターゲットとなり、パワーヘッダーとしての威力を遺憾なく発揮する。
そして、「スピード」もCBとしては十分なレベルに。背後へのケアを怠らないことはもちろん、アジリティを兼ね備えているため、相手の緩急を使った仕掛けに対しても冷静かつ的確なプレーを発揮することが可能だ。また、ややマークが甘い部分が見受けられるとはいえ、カバーリングの質等に磨きがかかるなど、CBとして最も必要な「守備力」も着実に向上してきていると言えるだろう。
ただ、ヒメネスはクラシカルなCBタイプであり、「パス」や「テクニック」については凡庸。このあたりの数値は大きく伸びなかった。また、やはり怪我の多さは気になるところ。シーズン通して高いパフォーマンスレベルを維持したい。