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【写真:Getty Images】
ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン/今季成績:30試合9得点)
トニ・クロース(レアル・マドリード/今季成績:25試合4得点)
レオン・ゴレツカ(バイエルン・ミュンヘン/今季成績:21試合6得点)
バイエルンでも今季は中盤でのプレーがメインとなったヨシュア・キミッヒは、世代交代を推し進めるドイツ代表の旗頭と言える存在だ。2019年はドイツ代表の10試合すべてにフル出場し、ノイアーが欠場したアルゼンチン戦ではキャプテンマークを託されている。
キミッヒと中盤の底に並ぶのはトニ・クロースだろう。昨年10月の2試合は参加を見送ったが、11月の2試合では2得点2アシストと圧巻のプレーを見せた。今年1月に30歳となったが、クラブと代表で5度の世界一を経験しているクロースは、20代中盤の選手が多いドイツ代表でも貴重な存在になる。
バイエルンでキミッヒと中盤の底に並ぶレオン・ゴレツカは、ドイツ代表では2列目で起用されることが多い。今季はハムストリングや足首の負傷で開幕から出遅れたが、リーグ再開後は6試合で3得点3アシストと、持ち前のゴールに絡むプレーを如何なく発揮している。
中盤にはマンチェスター・シティでプレーするイルカイ・ギュンドアンが控えている。クロースと役割としては重なるが、メンバー入りは確実。冬に移籍したドルトムントでダブルボランチの一角に入るエムレ・ジャンはそのユーティリティ性を活かして、ドイツ代表では最終ラインでもテストされている。短期決戦を戦い抜く上では貴重なベンチメンバーになるだろう。
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