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代表 4年前

ドイツ代表メンバーを妄想! もしEUROが開催されていたら…英雄の引退勧告から1年。新世代のマンシャフトを担う選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

マティアス・ギンター(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/今季成績:28試合1得点)
アントニオ・リュディガー(チェルシー/今季成績:13試合2得点)

 レーブ監督は試合によって3バックを使うこともあるが、今回は4バックを基準にメンバーを予想していきたい。

 バイエルン・ミュンヘンでDFリーダーとなったニクラス・ジューレはドイツ代表でも主力に定着したが、昨年10月に左膝前十字靭帯を断裂してしまった。再開されたブンデスリーガでも現時点で復帰の目処は立っておらず、今夏の出場は叶わなかっただろう。

 皮肉にもフンメルスとボアテングはブンデスリーガで高いパフォーマンスを見せているが、自身の発言を撤回してまでレーブが呼び戻すことはない。EURO予選でレギュラーとしてプレーしたマティアス・ギンターがセンターバックを務めるだろう。

 ギンターの相方には2人が候補に挙がる。ヨナタン・ターは8試合行われたEURO予選のうち、ギンターとジューレに次ぐ3試合に先発。24歳ながらレバークーゼンでは欧州の大会で27試合に出場しており、ドイツ代表としてビッグトーナメントに出場する資格は十分にある。

 しかし、怪我から復活したアントニオ・リュディガーの存在も大きい。今季は膝の出術で開幕に間に合わず、復帰戦で鼠径部を痛めて3カ月の離脱を余儀なくされた。しかし、復帰後はフランク・ランパード監督の信頼を掴み、最終ラインで高いパフォーマンスを見せている。

 3バックの左でも4バックでもプレーできることは、所属するチェルシーで証明している。両選手ともフィジカル能力に長けているが、得点力とフィードの面で一日の長があるリュディガーが起用されるのではないだろうか。

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