【写真:Getty Images】
セルビア・スーパーリーグ第29節のパルチザン対チュカリチュキ戦が現地時間14日に行われ、ホームのパルチザンが4-1で勝利を収めた。先発出場したパルチザンのFW浅野拓磨はチームの先制点をアシストしている。
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リーグ中断前から7試合連続となる先発で出場した浅野は前半17分、敵陣内左サイドで大きく前方へボールを蹴り出したあと猛ダッシュ。対面の相手DFより後ろからスタートしながらも追い越してゴールライン際に到達し、マイナスへ折り返したクロスでボヤン・マティッチのゴールをお膳立てした。
セルビア紙『テレグラフ』は、「ターボ・アサノがバイクのようにDFを追い越す」と浅野のプレーを絶賛。「またしても持ち味のスピードを披露した」「ボールに追いつくチャンスはないかと思えたが、ウサイン・ボルトのようなトップギアで抜き去った」と伝えている。
『エスプレソ』は、「ガレス・ベイルが6年前の国王杯バルセロナ戦で決めたゴールを彷彿とさせた」と表現。ベイルは同様の形で左サイドからマルク・バルトラを追い越して振り切り、アシストではなく自らゴールを決めた。
『スポルツケ』は浅野からのアシストを受けたマティッチの試合後のコメントを伝えている。「誰も予想していなかったが僕はついていった。彼のことを信じているし、どれだけ速いか知っているからね」と浅野のスピードへの信頼を語った。
セルビアリーグでは再開後の初戦でレッドスターの優勝が決まったが、パルチザンはこの日の勝利により1試合を残して2位フィニッシュが確定。来季はヨーロッパリーグ予選に出場することになる。
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