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柴崎岳、再開初戦はドロー止まりもチームの中心として高評価。「危険を生み出していた」

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

柴崎岳
【写真:ムツ・カワモリ】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第32節のデポルティボ対スポルティング・ヒホン戦が現地時間14日に行われ、0-0のドローに終わった。デポルティボの日本代表MF柴崎岳は先発でフル出場している。

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 新型コロナウイルスの影響で中断されていたリーグ戦は先週末から再開。1月から2月にかけてレギュラーポジション奪回に成功していた柴崎は再開初戦でも先発メンバーに名を連ねた。

 チームの勝利には繋がらなかったが、柴崎のパフォーマンスはスペインメディアで上々の評価を得ている。『マルカ』紙はマッチレポートの中で「デポルがボールを支配し、柴崎と(エムレ・)チョラクのコンビは攻撃面で多くのチャンスを生み出していた」と言及。『アス』も「柴崎が試合のリズムを取った」として、特に序盤にパスワークの中心になっていたと評している。

『エル・デスマルケ』では柴崎を10点満点で採点「6」とし、「注意力とスピードがあった。あらゆる場所に顔を出して危険を生み出していた」と寸評。『ラ・ボス・デ・ガリシア』紙も「ガクと(GK)ダニ・ヒメネスは他のメンバーより際立っていた」と高く評価している。

 クラブ専門メディア『リアソール.org』では10点満点で「7.4」とチーム単独最高の評価。「ビセンテやチョラクとのコンビネーションを試み、チームを一人で背負おうとする場面もあった。もっとリスクを冒すパスも必要」とコメントしている。

 デポルティボ自体は中断を挟んで5試合白星なしと低調。3部降格圏間際の18位に位置し、依然として厳しい状況が続いている。

【了】

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