11位:ウルグアイが生んだ闘将
DF:ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ代表/インテル)
生年月日:1986年2月16日(34歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
今季リーグ戦成績:16試合出場/0得点1アシスト
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ウルグアイ代表として3度のワールドカップ出場を誇るベテランDF。9年過ごしたアトレティコ・マドリーを涙ながらに離れ、今季よりインテルに活躍の場を移した選手だ。しかし、アントニオ・コンテ監督の下ではやや苦戦中。開幕当初は出場機会を得ていたものの、アレッサンドロ・バストーニの台頭などもあり、序列は下がり気味。ここ最近は移籍の噂も流れているなど、我慢のシーズンとなっている。
そんなディエゴ・ゴディンだが、センターバックとしての能力は確かなものがある。とくに飛び抜けているのが「空中戦」の強さ。クロスの対応の良さはもちろんのこと、セットプレー時には最大の得点源となることが可能。相手選手を吹き飛ばすかのような勢いでボールへ飛び込む姿は迫力満点で、ヘディングのパワーはまさに“圧巻”だ。数値も「86」と申し分ない結果となっている。
「パス」や「テクニック」は凡庸だが、相手攻撃陣に仕事を与えない闘志溢れるプレーはゴディン最大の魅力。身長187cm・体重78kgの体躯を活かした「フィジカル」の強さに、決して相手を逃がさないマークの激しさでこれまでにも数多くの名手を封じてきた。現代型タイプのCBとは言えないかもしれないが、良い意味でクラシカルなCBであることは確かだろう。やはりワールドクラスの存在だ。
ただ、ここ最近は怪我の頻度が増えているなど、肉体面には若干の不安が。「パス」や「テクニック」のみならず「スピード」でもやはり評価は伸びず、今回はトップ10圏外となった。
【了】