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世界最高のセンターバックは誰だ! CB能力値ランキング11位~15位。伝説級の面々に挑む若き才能(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:経験豊富なブラジル代表戦士

チアゴ・シウバ
チアゴ・シウバの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:チアゴ・シウバ(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1984年9月22日(35歳)
市場価格:600万ユーロ(約7.2億円)
今季リーグ戦成績:21試合出場/0得点0アシスト


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 2009年にフルミネンセからミランに加わったDFは、イタリアの地でワールドクラスの存在となるまでに成長。2012年より所属しているパリ・サンジェルマン(PSG)では主将を務めるなど、加入以降絶対的な存在として最終ラインに君臨している。もちろん、ブラジル代表における実績も十分。昨年行われたコパ・アメリカ2019では守備の要として、母国を優勝へと導いている。

 そんなチアゴ・シウバは、身長183cm・体重79kgと他の並み居るセンターバックと比較すると小柄なタイプだ。しかし、身体能力の高さは申し分なく、そうした身長のハンデをまったく感じさせない「フィジカル」と「空中戦」の強さを兼備。また、数々の大舞台に立ってきたT・シウバは判断力の良さも光るなど、軽率なプレーも目立たない。最終ラインからチーム全体に安定感を与えられる存在と言える。

 当然、T・シウバは身体を投げ出す泥臭いプレーも厭わないのだが、中でも優れているのがインターセプトと言えるだろう。パスコースを読む力は抜群で、動き出しも早く、身体の使い方も上手いため、幾度となくボールをカットすることが可能。マイボールへ持ち込んだあとの展開力にも定評がある。身体能力の高さや技術力はもちろん、経験値の高さを活かした守備を発揮できるのは同選手最大の魅力と言える。

 一方で、年齢を重ねるとともに「スピード」が低下。ここ最近は負傷離脱の回数も増えるなど、肉体面にも不安が出てきた。CBとしての能力は確かなものがあるが、フル稼働はやはり難しいと言えるだろう。

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