14位:ドルトムントに帰還した男
DF:マッツ・フンメルス(元ドイツ代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1988年12月16日(31歳)
市場価格:2400万ユーロ(約28.8億円)
今季リーグ戦成績:23試合出場/1得点3アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
2014年ブラジルワールドカップでドイツ代表の優勝に貢献した実績を持つ31歳のベテランDF。過去には日本代表MFの香川真司とも共闘した選手である。そのドイツ人センターバックは昨季までバイエルン・ミュンヘンに所属していたが、今季は3年ぶりに古巣ボルシア・ドルトムントへ復帰。豊富な経験値とリーダーシップの高さを示し、ルシアン・ファブレ監督の下で最終ラインの要として奮闘している。
そのマッツ・フンメルスは、「パス」の精度が抜群に高い選手だ。この点に関してはこの男の代名詞とも言える。ショートパスの安定感はもちろんのこと、攻撃の勢いを一気に加速させる鋭い縦パスにロングフィードの精度もピカイチ。場合によっては「ドリブル」で少し運び、自らパスコースを作り出すこともあるなど、ビルドアップにおける貢献度は絶大だと言えるだろう。
もちろん「守備力」の高さも抜群。身長191cm・体重94kgという恵まれたサイズを活かした「フィジカル」の強さは圧巻で、カバーリングにインターセプトの上手さも兼備している。また、際立っているのが長い足を活かしたスライディングタックルの鋭さ。飛び込むタイミングなどがピカイチであり、ボールを確実に刈り取ることを可能としている。ゴール前での身体を投げ出したシュートストップなども魅力的だ。
一方で「スピード」は数値が大きく低下。ポジショニングの良さ、スライディングタックルの上手さがあるため快速自慢の選手にめっぽう弱いわけではないが、一度でも加速されてしまうと、やはり無力化されてしまうことが多い。