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【写真:Getty Images】
ダニエウ・アウベス(サンパウロ/昨季成績:20試合2得点)
レナン・ロディ(アトレティコ・マドリード/今季成績:23試合1得点)
昨夏からプレーするサンパウロでキャプテンマークを巻くダニエウ・アウベスは背番号10をつけてプレーしている。サンパウロでは中盤で起用されることも多いが、昨年のコパ・アメリカでは本職の右サイドバックで全試合に先発。今年5月には37歳となったが、ブラジル代表の右サイドに君臨し続けている。
アウベスが選外となった11月の2試合ではダニーロが起用されている。ダニーロはペップ・グアルディオラ監督に請われて移籍したマンチェスター・シティでレギュラーに定着できず、今季からプレーするユベントスでも12試合の出場に留まっている。
昨年のコパ・アメリカでは左サイドバックにフェリペ・ルイスが起用されていたが、準々決勝の後半頭からプレーしたアレックス・サンドロが、準決勝と決勝でもプレーしている。昨夏にアトレティコ・マドリードからCRフラメンゴに移籍したルイスは、コパ・アメリカを最後にブラジル代表から遠ざかっている。
昨年10月にはレナン・ロディがブラジル代表デビューを飾った。ルイスと入れ違いで今季からプレーするアトレティコ・マドリードでは1年目からレギュラーを掴み、ブラジル代表でも昨年11月の韓国戦では2アシストをマークして存在感を示している。最終ラインは30代のベテラン選手が多い中、22歳のロディが今夏の大舞台で抜擢された可能性も十分にあっただろう。
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