【写真:Getty Images】
リバプールは現地時間11日に行われた練習試合でチャンピオンシップ(2部)のブラックバーンと対戦し、6-0の快勝を飾った。地元紙『リバプール・エコー』はこの試合での南野拓実の活躍ぶりに注目し、プレーの詳細な分析や今後への期待を12日付で伝えている。
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南野はこの試合に先発で出場し、チームの2点目となるMFナビ・ケイタのゴールをグラウンダーのクロスでアシスト。続いてFWサディオ・マネからのボールにダイレクトで合わせてチームの3点目を自ら記録した。
南野のプレーは「この日最も印象的なパフォーマンスのひとつだった」と『エコー』紙は評価。ユルゲン・クロップ監督に向けたアピールに成功するとともに、「今後リバプールでどのように起用されていくかが垣間見えた」との見方も伝えている。
南野はこの日、本来であればFWロベルト・フィルミーノが務める「9番」のポジションで起用されていた。この位置でチームメートと息の合ったプレーを見せたことや、守備面でもプレスのトリガー役として重要な役割を果たしていたことなどについて地元紙は分析している。
中盤も含めた複数のポジションでプレーできるユーティリティー性も高く評価されている南野だが、「今季はフィルミーノのバックアップを務め、長期的にはいつか彼の後継者になるかもしれない」と予想されている。
リバプールはRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得を見送ったとみられているが、南野の存在こそがその理由かもしれないという見方も示されている。当面は不動の3トップの控えだとしても、「今後数年間にチームが変化していく中でスタメンの座を固める選手になる」と期待は大きい。
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